今話題の映画で「翔んで埼玉」
というのがあるのはご存知でしょうか?
タイトルだけを聞くと
「え?何のこと?」
と思っちゃうかもしれませんが、実は埼玉県をディスる内容の映画となっています!
ディスるといっても、内容はとても面白いんです。
では一体どんな映画なのでしょうか?
今回は飛んで埼玉の映画について紹介しようかと思います。
【翔んで埼玉とは?】
このタイトルって何⁈と思いますよね。
翔んで埼玉という作品は今から30年くらい前に連載された漫画です。
埼玉県を究極にディスる漫画で、作者は魔夜峰央さんです。
パタリロなどで有名な漫画家さんですね!
映画にもなるぐらいだから当時は長期連載だったり大人気だったりしたのかなと思いがちですが…。
実は1982年から1983年の間に花とゆめで連載されましたが、わずか3話で終わってしまった漫画となっています。
そのため漫画本も全1巻なんですね。
しかもきちんと3話で完結してるわけでもなく途中で連載を打ち切ってしまったんだとか。
打ち切りの理由については本人が埼玉県から神奈川県に引っ越したので、ただの埼玉の悪口漫画になってしまうのを避けるためだと言われています。
しかし未だに未完なのは、今となってはもう埼玉をディスれと言われてもディスる内容が出てこないというのも理由のひとつ。
しかも埼玉県をディスっといて埼玉県民からは苦情の一つもないのは凄いですよね。
もともと埼玉県っていろんな番組でディスられているので笑いのネタになっちゃうんです。
当時はほとんど全くと言っていいほど人気がなかったのになぜ人気が出たかと言うと、2015年に SNS 上で話題になったのをきっかけにテレビなどでも時々取り上げられるようになってから一気に人気が上がってきました。
ネットやメディアの力ってすごいですね!
【あらすじ】
時は地域によってすごい差別化のある日本。
埼玉県民は以前に東京都民からひどい仕打ちを受けたため、身を潜めるように暮らしていました。
ある日、東京トップである白鵬堂学院の生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美(だんのうらももみ)は、容姿端麗な転校生・麻実麗(あさみれい)と出会います。
麻美麗はアメリカに留学していたが、今回帰国。
2人はお互いに惹かれ始めたが、じつは麗が埼玉県出身だったと知る百美。
そして、東京と埼玉の県境で引き裂かれる2人。
果たして2人はどうなる⁈
【豪華キャストに注目♪】
今回、壇之浦百美を演じるのは人気女優の二階堂ふみさん。
実は壇之浦百美って、男性キャラなんですよね!
映画化するにあたり、百美を女性に変えようかという意見もありましたが、二階堂ふみさんが、あえてそのままの方が楽しい!と提案があったとか。
さすがは女優さんですね♪
そして壇之浦麗を演じるのはあのGACKTさん。
俳優業もやっているので演技をするのは大丈夫だけど、何せ高校生役。本人は自分が演じていいものなのかと思ったらしいですが、原作者をはじめ満場一致で決まったそうです。
たしかに壇之浦麗に似てます!
その他にも有名な俳優さん、女優さんが出演しますが、実は原作者家族も出演しているんです。
是非、観てみたいですね〜!
【翔んで埼玉の名言を一部紹介】
翔んで埼玉には色々な名言があります。
その一部を紹介します。
埼玉から東京に行くには通行手形が必要
すでに突っ込みどころ満載のセリフなんですが…。
埼玉県民は、花の都、東京にはなかなか行くことが出来ないとのこと。
一度は行ってみたいが、手形が簡単には入手出来ないし、例え入手出来ても勝手な行動は許されない。
埼玉の扱い、ひどいっ!(笑)
埼玉もやっぱり日曜日かな⁈
いやいや!曜日はどこも一緒だよ!
となりますよね〜。
こちらは、百美が麗に会いに行くのにお手伝いさんに聞いた時のセリフです。
東京都民は、埼玉県には曜日は存在しないと思っている。
この漫画の中では、東京都民からしたら、埼玉県民は休んじゃダメなんですね…。
埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!
なんかここまでくると笑いしかありません(笑)
口が埼玉って、どんな感じ?
と突っ込んじゃいます。
このセリフは、百美がまだ麗は埼玉県出身だと知らない時に言い放つセリフです。
このあと惹かれ合いながらも麗が埼玉県出身だと知るわけですが、果たしてどうなるのでしょうか?
かなり気になりますね!
【まとめ】
あらすじも名言もあまり詳しく書くと面白くなくなるので簡単に書きました。
正直、埼玉県民から苦情は来ないのかと思っちゃいますが、埼玉に住んでいる私は記事を書いているだけでも面白かったです!
埼玉県知事からも
「悪名は無名に勝る」
との言葉をもらうくらい。
マンガを見てから映画もよし!
原作見ないで映画もよし!
是非、翔んで埼玉見てみてください!