さあ、新年度が始まってから1週間が経ちました。
新年度は新生活が始まる人が多いため、何かとバタバタする時期。
とくに、子育て中のお母さん達は、用意するものが多かったり、子供が新しい環境に慣れずに困ったりしますよね。
4.5歳くらいになると慣れるのも早いですが、1歳~3歳くらいまではお母さんから離れるだけでも大変。
子供自身はもちろんですが、そんな状況にお母さんも戸惑ったりしませんか?
今回は私の経験も踏まえて、泣いてしまう子への対処法を紹介します。
お母さんと離れるのがイヤで泣くのは良いこと!
親からしてみれば、出来ることなら笑顔でバイバイしたいですよね。
だって、子供が泣くのは親も悲しいから。
泣きながら
「ママ~!」
と叫んでる我が子を見ると、出来ることなら休ませてあげたい!
と、甘やかしたくもなります。
でも、そんな簡単に休ませることなんかできません。
あまり毎日泣いている姿を見てると親自身も参ってきますよね。
しかし、逆に泣くのは成長している証拠なんだ!
と前向きに考えれば、少し気持ちが楽になりませんか?
実は子供が親と離れて泣くのは成長しているからなんです。
専門的な言い方をすれば親と離れることを「分離」、離れるときに寂しかったり不安になることを「分離不安」と言いますが、
逆にこの分離不安がない子は、発達障害が疑われたりします。
(こればかりは専門家の診断になりますので、泣かないから発達障害と決まるわけではありません)
しかも、最初泣かずに園に通う子は、後々になって大変になると保育士さんはよく言います。
泣く我が子への対処法
でも、いくら成長の証とはいえ、出来る限り泣かせたくはありませんよね?
なので、いくつか対処法を紹介します。
朝の送り時は支度が済んだらスパッと離れる
保育園に着いて支度をして、さあバイバイという時にギャン泣きされると親もオロオロしちゃいがち。
しまいには1度は離れたものの、泣き声を聞いて振り返ったり戻ったりしたくなりますね。
でもそこは心を鬼にして、笑顔でバイバイしちゃってください。
同じ親として
「あー泣いてる、可哀想( ; ; )」
と思い戻りたくなる気持ちは分かります。
でも、絶対バイバイしなきゃいけないんです。
戻ったり振り返ると、子供からしたら生き地獄になっちゃうんですね。
しかも、泣けば親が戻ってくると学んでしまいます。
なので、バイバイするときは笑顔で
「お仕事行くね!ちゃんとお迎えに来るからそれまで遊んで待っててね!」
と声掛けしてお別れの時間を短くしましょう。
お迎えのときはギュッと抱きしめてあげる
徐々に親とのバイバイを寂しがらずに出来るようにするためにも、お迎えの時はちゃんと来たよ、頑張ったねと褒めながら抱きしめてあげましょう!
これは朝、泣いてしまってもです。
ギュッと抱きしめてあげ、嬉しさを感じてもらうことによって、次の日も頑張る活力にしてもらいましょう!
やっぱり、スキンシップは大事です。
保育士さんとこまめにやり取りを
やっぱりバイバイする時に泣いていたら、我が子はその後どう過ごしたか気になりますよね?
なので、最初はお迎えの時や連絡帳でこまめに聞いてみてもいいかと思います。
意外と親と離れて少ししたら泣き止み楽しく遊んでいましたよ~と言われることが多かったりしますよ。
我が家は9ヶ月かかりました!
上記のことを試しても、なかなか泣かない日が来ない…なぜ?
と、悩んだりするかもしれません。
あまり泣く日が続くと、
「これ、いつまで続くの?」
「保育士さんに申し訳ない…」
と思っちゃいますよね。
でも、安心してください。
ウチの息子は年少さんで泣かない日が続くのに9ヶ月かかりましたから!
いやいや、ホントですよ?
そりゃあ、たまに夏くらいから泣かない日がチラホラ出てきたりはしましたが、基本的に泣いてました、毎朝。
しかも、6月過ぎまでは朝の泣き方がハンパない…。
男の子で月齢も大きいからか、力も強くて、親の私から引き離すのに大変で…。
まあ、泣き声も凄くて、やっぱり可哀想と思っちゃいました。
保育士さんも大変だったと思います…。
でも、泣くのは当たり前。
いつかは泣かなくなる日が来る!
そう自分に言い聞かせながら、気付けば1月過ぎ。
少しは泣かない日が続き出しました。
でも、年中さんになってからも、まだまだ泣く日がありました。
ほぼ泣かなくなったのは年中さんの半ばくらいからです。
今でも、行きたくないと言う日があるんですから、悩んでるママ、パパさん安心して下さいね!
いずれは泣かなくなる!
毎日泣いている我が子を見るのは辛いし、保育士さんに申し訳ないと思っちゃうかもしれません。
でも、泣くのは当たり前。
保育士さんだって、そんなのは慣れてます。
いつかは泣かなくなる日がちゃんと来ます。
あんだけ泣いていた私の子供も、
「今では保育園楽しい!」
と言ってますから大丈夫です。
あとは、親だけで悩むのではなく、園と連携しながら乗り切りましょう!